成功する子どもの育て方
慶応大学准教授の中室牧子著
「学力の経済学優れた子育てには､科学的な裏付けがある」
この本にはご褒美戦略は正しいかが書いてあります。
ご褒美をぶら下げる戦略は、
今、子どもを勉強するように
仕向けるのにとても有効な方法だと、
「実験」結果は示したそうです。
ただ、そのご褒美の与え方次第で
効果が異なってきます。
「テストでよい点をとればご褒美をあげる」
（アウトプット）と、
「本を読んだらご褒美をあげる」
（インプット）の実験では、
インプットにご褒美が与えられた場合に
成績があがったとの実験結果が出ているそうです。
それは、本を読むという具体的な
行動が示されているから。
人はやり方や具体的な行動まで
イメージできないと
結局、行動できないからですね。
何かを達成しようとするときには
必ず行動が伴います。
どれだけ有効な行動をするかどうかで
人の能力が活かされていくかが
違います。
勉強しなさい！
だけではなく、
具体的に何を
したらよいかを示し
それができたら
「褒める」
「ご褒美を与える」という
ことが、正しいご褒美作戦となるのです。
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