わがままにさせちゃいけないと叱る前に考えてほしいことがあります。

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幼稚園では季節の行事に
合わせて制作をします。

 

5月5日の子どもの日に
向けてこいのぼりを作った時のこと。

 

作ったこいのぼりを
おうちに持って帰りたいと
言った年少の男の子が
先生とのやり取りに
泣いて帰ったことがありました。

 

今でも忘れられない事件です。

 

いきさつはこうです。

 

この日に向けて作ったこいのぼりを
「持って帰りたい!」
3歳の男の子が言いました。

 

 

「僕が作ったこいのぼりを
持って帰りたい!!!」
と。

それを必死で先生が止めています。

 

なぜか。

 

こいのぼりは5月5日の前日に
園児全員で持って帰るよう
園のルールで決めていたか
らでした。

 

 

全員で持って帰られければ
ならない理由はあります。

 

 

うちの子だけ持って帰って来た
あのクラスだけ早かった
うちの子はまだできていないのかしら?

 

 

‥等、
色々な質問と抗議と
ご指摘
保護者から
頂くからから
です。

 

 

全クラス同じ日に
こいのぼりを持って帰るという
ルールを先生同士で
決めてありました。

 

だから、先生は違う日に
持って帰ることを
許可できなかったのです。

 

そこで、今日持って帰ると
言った子の要望を止めに
入ったのでした。

 

「これはまだもって帰らないの。
だから先生が代わりのものを
作ってあげるからね。」

 

と、急いでこいのぼりを
先生が作りました。

 

さて、これで子どもは納得
するでしょうか。

 

これは大人が良かれと思って
やった自己満足に過ぎません。

 

その子は、自分が作ったこいのぼりを
、持って帰って
パパやママに見せたかったのです。

 

替わりのものを作ってもらっても
嬉しいはずがありません。

 

こんな時、どうしたらよいと
思いますか?

 

 

 集団でのルールを
守らせることを先に
教えるのがしつけ=
教育なのかどうか。

 

ここはとても大切な考え方の
基礎になる部分です。

 

この答えは次回お伝えしますので
考えてみてくださいね。

 

 





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