イライラが消える!?発達がわかれば応援の気持ちに変わる理由

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「うちの子なめてばかりいるのですが
大丈夫なんでしょうか」

 

 

 

「台に何度も登って
危なくてやめさせたいのですが」

 

 

「タンスの引き出しをあけて
洋服を出したり、開け閉めしたり
指を挟んでしまいそうなんです」

 

 

「テレビのコードを引っ張って
危ない事ばかりします」

 

 

「あーあー、と大きな
声をよく出すのです」

 

 

「部屋の小さなゴミを
つまんで口に入れてしまって」

 

 

「いつもと違う道を通ったら、
ギャン泣きしてしまって」

 

 

親にとってはハラハラ
させる事を何度も繰り返す
我が子に頭を悩ませている
ママも多いのではないでしょうか。

 

 

やりたいようにやらせていても
ダメと言ってやめさせたらよいのか
悩みます、という声もあります。

 

 

そこで、“赤ちゃんが
同じことばかり繰り返す
脳の仕組み”についてお伝えいたします。
 
 
 
 
 

“赤ちゃんが同じことばかり繰り返す脳の仕組み”

 

ママにとっては危ない
散らかすなどで
困ってしまうことばかりでも
赤ちゃんにとっては実は
発達に大変重要な
活動をしています。

 

1.子どもが夢中になって取り組む時期「敏感期」というものがあります

0歳から3歳くらいの敏感期には、
以下のようなものがあります。

①話しことばの敏感期

②秩序の敏感期

③小さい物への敏感期

④運動の敏感期

⑤感覚の敏感期

 

先ほどの例に当てはめて
みましょう。

 

「うちの子なめてばかりいるのですが
大丈夫なんでしょうか」(⑤感覚の敏感期)

 

 

「台に何度も登って
危なくてやめさせたいのですが」(④運動の敏感期)

 

 

「タンスの引き出しをあけて
洋服を出したり、開け閉めしたり
指を挟んでしまいそうなんです(④運動の敏感期)

 

 

「テレビのコードを引っ張って
危ない事ばかりします」(④運動の敏感期)

 

 

「あーあー、と大きな
声をよく出すのです」(①話しことばの敏感期)

 

 

「部屋の小さなゴミを
つまんで口に入れてしまって」(③小さい物への敏感期)

 

 

「いつもと違う道を通ったら、
ギャン泣きしてしまって」(②秩序の敏感期)

 

 

この頃の赤ちゃんは
まだ言葉が使えず
思う様に手や足も
動かせません。

 

 

だから上手になる為に
何度も繰り返し
練習しているのです。

 

 

大人から見たら当たり前の
ことでも赤ちゃんにとって
みれば見るもの触るもの
すべて研究です。

 

 

脳を総動員させて
考えています。

 

 

この「敏感期」を逃してしまうと
その分野の脳の神経回路は
繋がらず、発達しないまま
消滅していきます。

 

 

詳しくは
『輝きメソッドセミナー』でも
お伝えしていますが
「敏感期」を逃さず
その時期に適切な道具を
与えてあげる
良いのです。

 

 

 

2.発達を逃さない適切な道具とは

 

うちの子なめてばかりいるのですが
大丈夫なんでしょうか」(⑤感覚の敏感期)

感覚でものを認識するには
一番鋭敏な舌の感覚を
使います。だから
思う存分なめさせて
研究させてあげましょう。

 

 

「台に何度も登って
危なくてやめさせたいのですが」(④運動の敏感期)

随意筋肉運動といって
「自分の意志で動かそうと思って
動かす筋肉」
を鍛えたいと思っています。

 

クッションを敷くなどして
安全な所で何度も
台から飛び降りる
遊び台を作って
やらせてあげましょう。

 

「タンスの引き出しをあけて
洋服を出したり、開け閉めしたり
指を挟んでしまいそうなんです」(④運動の敏感期)

「テレビのコードを引っ張って
危ない事ばかりします」(④運動の敏感期)

 

 

どちらも”引っ張る”という
運動を研ぎ澄ませるために
やっています。

 

ママと布を引っ張る
綱引き
モンテッソーリ教具

 

ぬれティッシュの空き容器で
”紐をひっぱる”
こんなおもちゃも良いでしょう。

 

「あーあー、と大きな
声をよく出すのです」(①話しことばの敏感期)

 

 

家の中では大きな声が出せないのなら
外で一緒にお子様の
真似っこをして
声を出してみましょう。

 

話すようになるには
胸郭の筋肉も発達しないと
音を(言葉を)出すようには
なれません。

 

くすぐったりして
声を出す練習を
沢山しましょうね。

 

「部屋の小さなゴミを
つまんで口に入れてしまって」(③小さい物への敏感期)

 

手指の筋肉を
鍛えるために
何度も経験したいのです。

 

そこで
指でつまむ道具を
用意します。

 

”穴の中に入れる”

 

 

こんなおもちゃなら
空き容器に穴を開け
小さな物をつまんで
入れるという行為を
夢中でやりますよ。

 

 

モンテッソーリ

 

 

「いつもと違う道を通ったら、
ギャン泣きしてしまって」(②秩序の敏感期)

 

 

いつもと同じ所に同じ物がある

 

 

いつもと同じ順番で支度が行われる

 

 

いつもと同じ行き方で行く

 

 

など、いつもと同じだと
何度も繰り返すうちに
覚えられるのですが
いつもと違うと覚えようと
していたのに頭が
混乱してしまいます。

 

 

生活も同じ事の繰り返しで
覚えて、先を予測できるように
なるのです。

 

 

いつもと同じを心がけましょうね。

 

 

「敏感期」を知っていると良い事

 

1・イタズラではなく発達の為と思うと見守れる

 

今までは自分の都合が悪いこと
ばかりに考えが行ってしまいます。

 

 

でも、赤ちゃんの気持ちを
考えたら、「敏感期」の
せいだと思え、
納得し、イライラしなくなります。

 

しかも、もっとやらせてあげたいと
道具を用意してあげたくなるのです。

 

 

2.自分でできる!という気持ちをお子様が持つことで自己肯定感が育ちます

 

「敏感期」にちょうどはまる物に
出会えると、夢中になって
集中して取り組みます。

 

だから、止めずに見守ってくれた時
最後までやり遂げられることができ
達成感とともに
自信が湧いてくるのです。

 

 

やり遂げた時のお子様の
顔をぜひ観察してみてくださいね。

 

それはそれは満足気な
顔をしていることと思います。

 

このように、
「自分でできた!」という経験が
”自分主導で
世界は動く!”
という
成功体験を味わい
「もっとやりたい!」という
原動力に繋がって行きます。

 

赤ちゃんは、
”自分主導で世界は動く!”という
人生の醍醐味を知り
自分の行動に自信が持て
自己肯定感が
育っていく
のです。

 

3.ママにとっても自信となる

お子さまのイタズラは時として
ママにとっては大変なことばかり
だったりします。

 

でも、お子様の行動の意味を
知ることでイライラよりも
応援する気持ができ
「あとで片付ければいいか」と
人に対して
寛大になります。

 

 

お子さまから教えてもらって
親も寛大になる過程を
踏んでいるのです。

 

 

同じことばかり繰り返すのが
思考力や発想力
根気力や記憶力
の発達を促していく
思えば応援すらしたく
なりますよね!

 

 

同じことを繰り返して
遊んでいるその間に、
赤ちゃんの脳は
フル回転で学んでいるのです。

 

そしてそれを応援し
見守れるママに
なれるのです。

 

こんな素敵な事は
ないですよね!!!

 





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