お絵かきを教えるには基本の動きを一緒にやってみせること

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お絵かきが上手に描けるようになるには

 

お絵かきを教えるためのステップをふむこと

1.準備段階にやること

お絵かきが上手に
描けるようになるには
2つの手を上手く動かす
遊びを沢山しておくことです。

*スポンジボールをあけ移す・穴に落とす

*レンゲを使ってあけ移す

*シュガートングを使ってあけ移す

*積み木を積む

など
つまむ、握る、はさむの
動作がスムーズに
できるようになると
絵も上手に描ける
準備ができたという
ことになります。

 

2.リズミカルに描く事

手指を動かすことを
十分にして紙の上で
リズミカルに描いて見せます。

original

 

⓵トントントントンとクレヨンで点を描く

⓶シューっと言いながら何本も線を描く

⓷クルクルクルと丸を描く

 

まずはこれらを沢山
描いて行きます。

3.手首を回す練習をすること

特に⓷は手首を使います。

 

普段から手首を回す
遊びをしたり
お風呂のお湯を手で
かき混ぜたりして
手首を回すことを
意識してやってみてください。

 

クルリ、クルリと手首を
回転させて混ぜるのです。

 

これを繰り返していると
丸が上手に描けるように
なって行きます。

 

丸は最初は繋がらず
グルグル描きになりますが
段々と円が描けるようになります。

 

「大きな丸を描こう」
「小さな丸を描こう」と
言って、まずは描いて
見せる事。

 

決してやらせようとは
しないでくださいね。

 

見せておいて
さりげなく
道具を置いておくのです。

 

自分でやりたくなるように
仕掛ける事が
その気にさせ自ら
発動させるコツです。

 

4.課題を描く

言われた通りのものを
素直に描ける脳の働きを
鍛える

 

これがその後の自由に
絵を描く準備になります。

 

絵の基本的な技術
点を描く
線を描く
丸を書く
を教えてから
自由に描けるようになります。

 

5.大人の言葉次第で絵の才能は伸びます

5歳の幼稚園児が
手で画用紙を隠しながら
絵を描いている女の子がいました。

 

皆、楽しそうに描いているのに
その子は苦しそうでした。

 

そこで担任は思いました。
自信を無くしているから
自信を取り戻してあげよう。

 

できあがった絵は
角の方にほんのちょっとだけ
黒いクレヨンでグチャグチャと
描かれてありました。

 

その時
「描けたのね」と一言
それだけを伝えました。

 

その時その子は
「えっ!」と驚いた顔を
しました。

 

また次の機会に同じことがあり
前回よりも少し大きく描けて
いたので担任はこう言いました。

 

「前よりも沢山描けたね」と。

 

その時も「えっ!?」と
驚いた顔をしたというのです。

 

それを何回か繰り返し
1年後には色とりどりの
カラフルな絵が
画用紙一面に描かれていました。

 

その子は思っていました。

 

自分は絵が下手だと。

 

実はその子には
絵が上手なお姉さんがいて
お母さんが褒めているのを
聞き、比べてしまって
自分は下手だと思い込んで
いたようです。

 

こんな些細な事から
自信を失うことが
あるのかと
私も勉強になったものです。

 

その位大人の言葉に
敏感な子ども達。

 

決して絵に関しては
「それ何だかわからない」
「猫はそんなのじゃないよ」
「下手ねー」等と
NG言葉を言わないように
気を付けたいものですね。

 

 

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