叩く!蹴る!突き飛ばしていた長男が一気に変わる関わり方

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3歳までに天才スイッチONにする
輝きベイビー育ての専門家 伊藤 美佳です

 

毎月第3金曜日には
子育て・講師養成講座(現:子育て講座)を行なっています。

 

その受講生様より
受講後のご感想と新たな悩みを伺いました。

 

今日は私の回答も含めてシェアさせて頂きます
(青字がママからの質問です)

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美佳先生
お世話になっております。
 
先日は貴重なお話を
ありがとうございました。
 
とても楽しく有益で、
あっという間の3時間でした。
 
昨日、夫にも講座の内容を
シェアさせていただきました。
 
コーチングのワークを
実際にやってみたところ、
夫から、「なるほどね~
そう言われると納得するわ。」
との言葉が!!
 
食事の場面になっても
もっと遊びたいと駄々を
こねる場面のワークが、
特に響いたようです。
 
夫も、部下を持つ立場となってから
コーチングのセミナーを
受けたことがあるようで、
コーチングの有益さを
理解しており、
子育てに活用していこうとの
話をすることができました(^^)
 
子供たちの兄弟喧嘩の件も、
先生のアドバイスを夫にシェアし、
長男が次男に手を出す前に
二人の間に入り、
長男の手を自然に取って
おろすことをするようにするようにしました。
 
が、平日は、夫の帰宅は
午前様で、実家も遠方のため、
私一人で2人の面倒を
見ているのがほぼ100%なので、
その場合はずっと2人に
張り付いていることが難しく、
結果、長男が次男を
蹴ったり、叩いたり、突飛ばしたりとなり。。。
 
こういうことが続くと、
私も長男に対してイライラし、
つい怖い顔で怒鳴りたくなってしまい、
実際怒ってしまうこともあるのですが・・・
 
 

 

ここで、自分はなぜご長男に
対してイライラするのか
ご自身の心の中を見つめてみましょうね。
ここを深く掘り下げてみてください。
そうすると、下記のお子様への対応が
変わってくると思います。
 
でも、私が怒ったところで
いい方向には向かわないので、
頑張ってイライラを抑える
ようにしているのですが、
あまりにもそういうことが続くと、
長男をかわいく思えなく
なってしまう自分もいて・・・
 
キーキーキャーキャー動物園
状態で叫ばれると
疲れてしまう自分もいて・・・
 
 
 
私が子育ての時に
よくやっていた方法があります。

 

10分おきにケンカする子ども達
多少のことなら放っておけるけど
かなりエスカレートして来た時の
とっておきの必殺技!
いつも用意していました。
 
次に山が来たらこれを出そう!
 
と、とっておきのものを用意しておいて
ケンカが始まったら
サッと出し気をそらす
 
長男さんも自分のイライラを
どう処理してよいかわからず
ずっと気持ちを引きずってしまいます。
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そうすると、トラブルは続いてしまいます。
 
気持を切りかえる方法を
教えるには、

 

場面(シチュエーション)を変えることです。
 
音楽をかけて踊っちゃう
おいしいものを食べる
お風呂に入る
とっておきの遊びに誘う (今なら暑いのでお風呂場で水遊び等 )
外遊びに連れて行く
 
 
先日私の子育て時代の
ビデオを見ていたら
まさにそういった場面が出て来ました。
 
ケンカが始ったあたりで私が
 
「はーいぶどうだよー」と
 
サッと出している場面でした。
 
 
そういえば、ケンカになったら出そうと
タイミングを待っていたことを
思いだしました。
 
 
 
誰かを成敗するなんてできません
 
 
 
ましてや兄弟ケンカは二人の問題
 
全く親は関係ないのです。
 
だからどちらかを
制しても解決にはなりません。
 
 
二人の問題なので
そのままにしておきたいところですが
流石に蹴ったり、叩いたり、突飛ばしたり
 
これが続くのは大けがに
繋がりなかなか放っておけませんね。
 
なかなか気持ちをフラットにすることができません。
境界線もうまくひけていないですね。。
長男が次男を叩いた後で、
「作っているものを壊されて嫌だったね。
悲しかったね。」と長男に共感し、
 
 
「だからと言って叩くのはママは嫌です。」
などとIメッセージで私の気持ちを伝えてもいいのでしょうか。
 
 
できるだけ叩く前にこれ  ↓  をしたいですよね。
 
 
長男が次男に手を出す前に
二人の間に入り、
長男の手を自然に取って
おろすことをするようにするようにしました。
 

 

習慣づくまで一日30分でもいいので
お二人に張り付いてみましょう。
 
 
 
叩く、蹴りそうになる
突き飛ばしそうになる
 
 
しかも怖い顔をせず
 
何気に身体を入れて未然に防ぐのです。
((注)ケンカを止めるのとは意味が違いますよ)
 

 

本人も叩いたり、蹴ったりをいう行為を
本当はしたくはないのです。
 
でも、邪魔をされたり、
どうしても悲しくてやってしまうのです。
 
 
その行為をさせない環境を一日に
数回でも良いので作ってあげましょう。
 
 
その時に共感です。
 
 
「作っているものを壊されて嫌だったね。悲しかったね。」
 
 
沢山沢山共感の言葉を浴びせましょう
 
 
そして、少しでも我慢するしぐさを
するようになったらすかさず
 
 
「今我慢したんだね!」
「偉かったねー」

抱きしめてあげてください。
 
 
 
これは凄い成長が見られたということです。
 
 
その少しの進歩を見逃さず言葉にして伝えてあげましょう。
 
 
これを根気よくしばらく続けてみましょう。
必ず効果が現れます。
 
 
それでもご自身がまだご長男に対して
イライラしてしまうなら

 

それはご自身の中に何かトラウマが
ある場合です。

 

ご自分の過去で傷ついている部分が
癒されていない
ということはありませんか?
 
 
この辺りはセッションいたしますので
ご都合の良い日時を教えてくださいね。
 
 
「だからと言って叩くのはママは嫌です。」
などとIメッセージで私の気持ちを伝えてもいいのでしょうか。
 
長男が叩いた後で、
「彼は 何で泣いているのかな?」と
問いかけることは有効でしょうか。
 
この二つは今はまだやめておきましょう。
 
長男さんを責めるようになってしまいます。
 
叩くのはママが嫌なのもわかっています。
 
何で泣いているのかもわかっています。
 
ママにしてほしいのは
ただただ自分の気持ちを
わかってほしい
 
これだけなんです。
 
それをしてくれたら、
我慢ができるようになりますよ。
 
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さて、すぐに実践されたママ
 
 
次の日に素晴らしい出来事があり
報告してくれました。
 
 
驚きの事実で私も感動して泣いてしまったほどです
 
 
 
 




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