子供が間違いに気づくまで待てるママになろう

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本日は
自分で間違いだと気付くまで〇〇しましょう
についてお伝えします。

 

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これはモンテッソーリ教育という
自立した子どもを育てる為の
教育プログラムで使う
教具の一つです。

 

私はモンテッソーリ教育に出会い
子どもに対する見方が
ガラッと変わったのです。

 

「子どもはもともと自分を
発達させる為の能力を
持って生まれて来ている。
それを最大限に発揮するように
大人は援助する」
という考え方です。

 

正しく援助できると
自立し、優秀かつ
責任感と他者への
思いやりがあり、
いつも自分を成長させたいと
学び続ける人に育ちます。

 

(正しく援助する方法は
セミナーやスクールで
実際におもちゃで遊びながら
お伝えしています。)

この援助の仕方次第で
子どもの能力の
伸び方が違うとを
5000人の子ども達
そしてそれに関わる先生達を
見て、最良の方法を発見しました。

 

遊び方と関わり方が
重要なカギを握っています。

 

その中の一つの考え方
今日はお伝えします。

 

先ほどの写真の物は
ピンクタワーと言って
1cm~10cmからなる
10個の木製積み木です。

 

『大きい小さい』という概念を
積み上げることで体感し
感覚と知識を養うのです。

 

大きい物から
順番に積み上げ
完成させます。

 

でも、大きさの
順番がまだわからないと
このようになります。

 

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さてここであなたは
正しい積み方を教えますか?

 

勿論
最初は正しいやり方を
やって見せます。

 

何でも最初は
正しくゆっくりと
やって見せなければ
やり方がわからないまま
お子さんは混乱して
しまいますからね。

 

次からお子さんが
やってみてもきっと
最初から上手くは
行かないでしょう。

 

最初は積むことだけでも
面白いので
順番に積むことまで
意識が行かないのです。

 

「出来たね」
「積めたね」
今は、これでいいのです。

 

以前にも書きましたが
間違いを訂正しない
と、いうことなのです。

そして、片付ける時は
一緒に大きい順に片付けます。

 

正しい積み方を
いつも視界に
入るように置いておきます。

 

何回かやるうちに
正しい積み方をしていないことに
自分で気が付きます。

 

成長の時が来た!のです。

 

自分で間違いに気が付けない時
人から訂正されても
自分の事を否定されているように
聞こえてしまいます。

 

自分から間違いに気が付くと
そこからどうしたらよいのかと
考え始めます。

 

ここが自立への
重要なポイントです。

 

もし、間違えを教えていたら
お子さん自身でどうしたらよいか
考えるチャンスを奪うことに
なります。

 

自分で気が付いた時こそ
成長のチャンス!

 

これをいつも意識して
気が付くまで待てる
関わりができるように
見守りましょう。

 

私もこれができるように
なるまではひたすら訓練でしたよ。

 





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