幼稚園実録!怒りんぼパパの傾向と対策

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先日メールを頂きました。

 

メールでの受けたご相談は
旦那様が感情的に子どもを
叱りつけてしまい怒鳴りつけ
大騒ぎになってしまうといった
ご相談でした。

 

同じようなケースが
ありましたので
幼稚園で起こった事例
前回お伝えしています。

 

車のワイパーを折ってしまった
お子さんに対して
お父様がげんこつで
殴ってしまい
顔半分が2~3日
腫れてしまった
という出来事がありました。

 

 

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このお父様に対して
どのように私たちが
関わっていったらよいのかを
考えて実践したこと。

 

それは、お母様やお父様が
迎えにいらした時に
お子さんの良い所を必ず1個
伝えるということです。

 

ある日、お迎えにいらした
お父様に担任が一言
「〇〇君は、頭の回転が速くて
リトミックでもあんなにすぐに
切り替えができるお子さん
そうそういらっしゃらないですよ。」と。

 

するとお父さんは
「えっ?!」とびっくりした顔をなさり
「でも、うちの子。変わっているでしょう」
おっしゃったので
「いいえ。それは個性ですよ。
とても頭の良いお子さんですよ。
好奇心も旺盛でいいですね。」
お伝えしたところ
嬉しそうな笑みを浮かべて
お帰りになったとのこと。

 

ナント、それからお父様が
幼稚園にお迎えにいらっしゃる回数が
増え、その度に担任が
お子さんの良い所を
伝えていきました。

 

実はなぜお父様に
お子様の良い所を伝えよう
していったか。

 

それは、このお父様の
育った背景を知ることが
できたからです。

 

お父様と同級生だったという
方から、小学校も中学校も
友だちからいじめられて
いたという過去を知る機会
あったのです。

 

人は誰でも辛い過去を
多かれ少なかれ持っています。

 

それを乗り越え
今に至っていますが
時に過去の出来事に
癒されていない自分もいます。

 

そんな時は自分をダメな人だと
思ってしまいますので
お子さんに対しても
ダメな子と思ってしまいます。

 

だから、ちゃんとさせなきゃいけない。

 

自分のようになってほしくない。

 

このように思ってしまうと
お子さんを信じられなくなり
心配で厳しくなります。

 

まずは、
お子様の頑張りを
伝えていく事で
お父様を安心させる事
優先していったのです。

 

この後、お父様が穏やかに
ご家庭が笑顔に
変わっていかれたのは
言うまでもありません。

 





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