オモチャの取り合いこそ、成長のチャンスです

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おもちゃの取り合い
どう対処したらよいか
悩むことが多いですよね。

 

 

セミナーやスクールの
生徒さん達も
支援センターや公園で
おもちゃの取り合いになると
すぐに止めなきゃならない
雰囲気なので止めますが
子どもが可愛そうでなりません。

 

 

こんな嘆きもよく伺います。

 

おもちゃ取り合い

 

保育園や幼稚園でも
おもちゃの取り合いになると
大人が入って
仲介し成敗します。

 

 

「あなたが正しい
あなたは間違っている」と。

 

でも、これはとても危険です。

 

おもちゃを取り合っている
子ども達はどちらも
正しい!良かれ!と
思ってやっていること
だからです。

 

それなのに、大人に
あなたは間違っていると
指摘されたお子さんは
納得がいかないでしょう。

 

 

納得がいかない子に
教えるのがしつけだと
思っていたら
その子はそのように育って行きます。

 

大人になったら
納得が行かなくても
「俺の言う事を聞け!」 と
部下に指示をする大人に
なるでしょう。

 

 

そう思うと乳幼児期の
しつけは大変重要なのです。

 

では、おもちゃの取り合い時
周りの大人はどう対処
したら良いと思いますか?

 

第1に重要なのは
”共感”です。

 

 

人は誰でも自分の事を
わかってほしいと
思っています。

 

自分の話を聴いてほしい
自分の事を見ててほしい
自分の想いを知ってほしい
自分のやっている事を認めてほしい
自分のすべてを承認してほしい

 

 

誰もがそう思っています。

 

 

子どもならそれが顕著に表れて来ます。

 

だからおもちゃの取り合いで
本人が必死な時は
なおさら自分の気持ちを
わかってほしい
と思っています。

 

 

だからできるだけ具体的に
お子さんの気持ちを代弁しましょう。

 

 

「あの子の電車!凄い早く走ってたね。
いつもと違う電車だから試してみたかったのね」

 

「あの子の遊んでいたおもちゃ
うちにはないから今ここで
遊ばないともう遊べないと思ったのね」

 

 

「あの子がおもちゃ取りに来たけれど
今、電車で出発するところだったから
今は貸してあげられなかったんだよね」

 

等と、どれだけおもちゃに対して
絶対に譲れない気持ち
どうしても遊びたい気持ち
代弁できるかが勝負なんです。

 

 

そして、いつも言う様に
その後しばらく沈黙して
お子さまの気持ちが処理できるのを
待ちましょう。

 

 

お子さまの気持ちは思う様に
いかない気持ちでヒートアップして
います。

 

 

その時に何を言っても
聞く耳を持ちません。

 

今の自分の気持ちを確認するだけで
精一杯。

 

 

だからあえてを置きましょう。

 

 

すこし、落ち着いて来たところで
問いかけましょう。

 

 

「どうしたらよかったかしらねー。」と。

 

 

その時に解決ができなくても
自分自身に問いかける事を
覚えさせて行きます。

 

 

困難な事はこれからの人生
いくらでも降りかかって来ます。

 

その時に解決をしてあげるのではなく
解決する為に自分は何ができるんだろう
考え、実行してみることが大切です。

 

 

おもちゃの取り合いはその
解決方法を考えるチャンスなのです。

 

だから、考える機会を奪わない!
ことです。

 

その子は考えてどうしたらよいか
やってみる

 

 

これを推進するために
問いかけるのです。

 

 

これが本当のしつけです。

 

 

お子様は言葉がしゃべれなくても
わかっています。

 

聞いて理解ができますから
ぜひ問いかけてみてくださいね。

 

その後の行動が
変わって来ますよ。

 

 





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