癇癪を起こす前に親のいう事を聞かせるとっておきの武器

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子どもが自分から言う事を聞いてくれるようになる優れもの

 

幼稚園では本当に個性豊かな
子ども達が沢山います。

 

先生の一言でいう事を
聞いてくれるのは
難儀なことです。

 

そこで、個性に合わせた
伝え方をするのですが
とっても便利な道具を
よく使っていました。

 

 

集合時間にお部屋に入って
欲しい時

 

片付けをしてほしい時

 

外遊びに夢中になっている
ところを切り上げて
ほしい時

 

運動会の為に
皆で練習をしたい時

 

素直に従ってくれる子どもも
いますが、エネルギーの
強いお子さんほど
遊びに夢中になって集中して
いるので、切り上げさせるのに
一苦労していました。

 

無理やり強制すれば
騒いだり、反抗したり
友だちに当たったりして
大変厄介なことになります。

 

 

そこで、考えた武器

 

 

それが「タイマー」です。

 

家庭でのタイマーの活用法

 

1.ごはんの時間になって部屋のおもちゃを片付けてほしい時

 

一人でおとなしく遊んでいたものの
部屋の中はぐっちゃぐちゃ

 

これを片付けるのは
至難の業

 

でも、自分で散らかしたのだから
自分で片付けさせたい

 

 

お子さまはと言うと
遊びに夢中になっていて
ごはんだとはわかっていても
自分で切り上げる事が
できない

 

 

そんな状態の時に
「今から5分後にタイマーしかけるから
それまでにお片付けしておいてね」

 

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と言って、部屋から出て行きます。

 

 

そして、しばらく様子を見ています。

 

 
もしかして、全部は自分で片付けるのと
嫌がるかもしれませんが
任された事で
遊びと片付けと
葛藤するきっかけになります。
 
 
タイマーが鳴るまでに
判断をしなくてはならない。
 
 
と思うようです。
 
 
ズルズルと片付けない我が子に
イライラするよりも
お子さま自身に考えるきかっけを
作る優れものがタイマーなのです。
 
 
 

2.DVDやスマホの動画を見るのをやめられない時

 

先日養成講座にいらしている
生徒さんがお子様に実践した例を
こちらでも書いています
それをタイマーを使って
目標を設定することができます。

 

「5分後にタイマー鳴らすようにしたから
それまでにおしまいにしようね」

 

(この”5分”という時間も言っておくと
5分というのがどのくらいか
予測がつくようになり将来
時間管理も上手になります)

この時はキッチンタイマーを使います。

 

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子どもにとってみれば
大人の都合でやめさせられる
やらされるという事に対して
気持をきりかえなければならず
戸惑います。

 

 

だから少しの間をおいて
葛藤させ自分で選択をさせる
時間を与えることが大事なんですね。

 

3.自分のもう通りにならずに暴れて癇癪を起している時

 

この時もタイマーを使います。

 

「本当にできなくて悔しかったよねー」と
まずは沢山共感。

 

それから「3分タイマーかけたから
それまで思いっきり泣いててもいいよ。
タイマーが鳴ったら
ママのところに来てね」

 

 

こうして自分で気持ちを
コントロールすることを
覚えさせ、また時間の制限を
持たせます。

 

 

子どもって意外ともう
いいんだけど、泣き止む
きっかけがない!
ということもあるんですね。

 

タイマーが鳴ると
泣きやむきっかけもできて
「助かった」とも
思っているようですよ。

 

これでも上手くいかないことも
沢山ありますよね。

 

 

そんな時にはぜひ、
叱り方セミナーで
さらに色々なシチュエーションで
対応策をお伝えしていますので
聞きにいらしてくださいね。

 

 

次回はこちら
叱り方セミナー

 

 

 

 





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