お友達を待ってあげらる子供の育て方

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食べ終えるのが遅くても
急かさない先生や子ども達の
お話しを以前お伝えしました。

8つのメソッド
5.子どものやっていることを待ちましょう。
 

 

これを実践していくと
どうなるのでしょう。

 

急かさないで待つ

待つことができるようになると
どんな状況も受け入れられるようになる

どんな状況も冷静に対応ができるようになる

 

だから、待つことが大事

 

子どもと関わる大人が
どんな状況でも
急かさないと
子ども達も急かす事をしません。

 

前回お伝えしたバスの子の話
この園は普段の生活もそうでした。

 

たとえばお昼ご飯を食べる
準備をしている時
ある子が机を拭きたいのに
まだその机で絵を描いている子が
いると思うとサッとよけて
他の机を拭いています。

 

まだかなーと何度か様子を
見に来ますが、ちっとも
急かす様子はありません。

 

その子が遊び終え、片付けるのを
見計らってサッと来て
机を拭いて行きました。

 

ここで質問です。

あなたは
「早くしろよー」と急かす
お子さんにしたいですか?

 

それとも、さりげなく
終わるのを待って
タイミングが来たら
行動に移す子

 

どちらがよろしいですか?

 

「早くしろよー」というのも
時間のない時など
必要な時もありますよね。

 

でも、どんな状況でも
イライラせずに対応
できることが理想です。

 

だから、待つことができると
イライラもせず、急かす事も
ないのです。

 

しかも相手の終わるのを
待てるということは
「いつかは終わるだろう。」と
相手を信じて待てるという
ことです。


 

まずはお子さんの
やっていることを待っていると
待てるお子さんに育つということなのです。

 

前回お伝えしたバスの中の
子ども達は先生と
歌を歌って待っていました。

 

誰一人文句も言わずに
当たり前のようにね。

 

そんな心の広い子どもを
育てることを私たちは
忘れていませんか?

 

時間通りに
人に迷惑をかけずにと
とらわれ過ぎてしまうと
人としてその人らしく
生きることの尊厳まで
奪ってしまうことにも
なってしまいます。

 

待つことの大切さ
忘れがちな
忙しい社会になって
しまっているので
あえて意識していきたい
ものですね。

 

但し、理想ばかりは
言っていられませんから
あらかじめ枠組を知らせる
という方法があります。





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