失敗した時こそほめどころ

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3歳までに天才スイッチをONにする
輝きベイビー育ての専門家 伊藤美佳です。

 

いつもケンカっぱやい
男の子がいました。
 

ある先生はその子が
おもちゃを取った時
叩いた時
乱暴した時
かみついた時
そのことについては
何も言いませんでした。

 

普通は「叩いちゃダメよ」
等と言うと思いますが
一切言いませんでした。

1.ダメな行為を指摘しない

 

その代わり、その子の
気持ちを代弁して伝えました。
「それ欲しかったのかな?」

次に、傷ついた子の
気持ちをひたすら伝えました。
「叩かれて痛かったみたいよ」
「おもちゃ取られて泣いてるね」

2.気持ちを代弁する

 

さて、そんな日常が繰り返され
その子はどうなったと
思いますか?

 

もちろん時間はかかりましたが
友達を叩かなくなり
無理やりおもちゃを取らなくなり
噛み付かなくなりました。

 

実はこの子自分でわかっていたのです。

 

いつも叩いてしまう自分
おもちゃを取ってしまう自分
かみついてしまう自分
が嫌いな事を。

 

でも、その時になるとつい
手が出てしまう
噛み付いてしまう
「誰か僕を止めてー!」と
叫んでいるのです。

 

「ダメだってわかっているけど
やっちゃうの。」そう言います。

 

だから、ダメなことが
わかっているのだから
その事に関しては一切言わず
自分の気持ち、人の気持ちを
伝えて行ったのです。

 

そして、段々と思いやる気持ちが
その子の心に浸透していきました。

 

人は失敗したり
ダメと思ったり
挫折を味わう時
もう充分に落ち込んでいます。

 

だからさらに追い打ちを
かけないことですね。

 

そして、次に向けてどうすれば
良いかを一緒に考えること。

 

そして、良い方向に向かった時、
この場合は
叩かなくなった時
噛み付かなくなった時
我慢できた時
「今、叩かないで我慢してたね!」
「おもちゃ取ろうとした
けれど自分で止めてたね」
と、その時のお子さんの頑張りを
ほめていきたいものですね。

 

この失敗した時こそ
落ち込んだ時こそ
タイミングと褒めどころを
押さえて、ほめる
この技術をお子さんが小さい時に
習得してしまいましょう。

 

このコツを覚えていったら
思春期の大変な時期を
ラクに乗り越えられますよ。





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