子供が『どうせダメ』と思い込んでしまう理由

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鎖に繋がれた像の話はご存知の方も
多いかもしれません。

 

『鎖につながれた象』
サーカスで活躍する像は
小さい頃から鎖に繋がれていました。

 

何度逃げようとしても
逃げられない子象は
次第に逃げる事を諦めます

 chitwan_04

「どうせ逃げられないから」と
思うようになり、自由になることを
諦めて過ごします。

 

私はこれと同じ光景を
幼稚園の若い先生たちに見ました。

 

それは管理職になって
赴任した直後の事です。

 

「どうせこれをやりたいと言っても
却下されてしまうから、言えない」と
ぼやいていた新人の先生。

 

「どうして言わないの?」と問うと、
先輩の先生にダメと言われるから。

 

「やりたいけれど、どうせダメだよね」と
若い先生同士言っている声を沢山聞きました。

 

私がいくら「先生が好きな事をしてもいいのよ」と
言っても、「でもできないよねー」と
諦めてしまっている姿に驚きました。

 

 

「どうせダメだから」という
過去の体験から来る
「思い込み」によるのです。

 

それだけ、良かれと思った考えも
却下された経験があったからかもしれません。

 

この先生たちの意識を変えていくのは
大変だ―!と思ったのです。

 

「どうせダメだから」と思った
先生たちは自分から考えることをしなくなります。

 

どうせダメと言われるなら、考えても無駄だから
言われたことだけやっておこう、と
思っていたのですね。

 

「やりたい」からやるのではなく
「言われて仕方なくやる」という思考に
なっていたわけです。

 

どちらがやる気を起こさせるか
おわかりですよね。

 

子育ても同じです。

 

やりたいからやる

 

集中力を高めていくためには
まず「やりたい!」気持ちを
促進することなのです。

 

まだまだ集中力メソッドについて
次回も語って行きます。

 

 





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