形だけの「ごめんなさい」は全く意味がない

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モンテッソーリ幼稚園に
通っていたうちの娘と
昔の話をすることが多くなり
面白い発見が沢山あります。

 

その中で思い出した一見を
今日はシェアしようと思います。

 

私はモンテッソーリ幼稚園に
勤務した後に一斉保育の幼稚園に
赴任しました。

 

モンテッソーリ教育の幼稚園では
子どもたちがけんかをする際に
かなり長い時間言い合いに
なることもあります。

 

「俺が最初にやったんだよ」
「私だよ」
「だってお前さっき違うのやってただろ!!!」

みたいな終わりのない口ゲンカ(笑)

 

それはそれはお互い譲らずに
いつまでも言い合いになることも!

 

(*見守りの中での
注意点としては
物を持ってぶったり
倒れたら危険な物がないかは
確認した上でやらせていますが)

 

でもこんな光景を今どき
見るでしょうか。

 

大抵!先生か大人が止めて
しまっていないでしょうか。

 

私が次に赴任した幼稚園は
しつけに厳しい幼稚園でした。

 

けんかがはじまると先生がかけつけます

 

「〇〇君どうしたの?」と
先生が間に入って仲裁をします。

 

結局、こんこんと先生が説教をして
「ごめんなさいしようね。」
と言われた子は仕方がなく
「ごめんね!」と怒った
ように言います。

 

ちっとも納得してない!(笑)

 

一見解決したようになります。

 

が、また同じことを繰り返す。

けんかが絶えない・・・。

なぜだと思いますか?

 

大人の知見で解決してしまっている
からです。

 

ただ、一見チャンチャンと解決させても
納得していなければ
同じような争いを繰り返します。

 

大人が解決しているから
自分で解決するやり方を
いつまでも習得できません。

 

ではどうしたらよいのでしょうか。

それは子どもに考えさせるのです。

 

ただただ話を聞き、共感

「どうしたらよいかな?」と。

勿論、大人の助けを求めていなければ
そのまま見守ります。

 

だって、子どもたち同士で
解決をすることが学びだから。

 

できるだけ子どもたち同士で
解決をさせると人間関係を
上手く築いていくことができます。

 

けんかをして相手の本当の
気持ちを知り
自分も言いたい事を伝え
傷つけたと思ったら次からは
言い方を気を付けるよう
になります。

 

このようなやり取りをどれだけ
経験させているのでしょうか。

 

どうぞ、子どもたちが自分たちで
解決する体験をさせて
あげてくださいね。

 

大人が解決してはいけない
子どもたちの学びだという
ことを忘れずに。





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