ママが子供の判断を尊重すると、愛され上手な子になる

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幼稚園で作ったこいのぼり

 

幼稚園では家に持って帰る日が
決まっています。

 

でも、「今日持って帰りたい!」
叫んだ男の子に対して
先生は代わりのこいのぼり
作ってあげました。

 

でも、「これじゃない!」
納得がいかず泣いています。

 

さて、こういう時は
あなたならどう対処しますか?

 

子育ては往々にして
自分が良かれと思ったこと
してしまいます。

 

でも、果たして本当に
お子さんはそれを望んでいる
のでしょうか。

 

いくら良かれと思ってやっても
お子さんが望んでいることでなければ
押しつけになってしまいます。

 

望んだことをかなえて
あげるとわがままな子
なってしまうのでは
ないですか?

 

 

と、よく質問されました。

 

いいえ!とはっきり
断言します。

 

人はしてもらったことを
人にしてあげることができます。

 

望んでいたことをかなえてもらった時、
心が満たされ安心して
事をなすことができます。

 

この場合、まずは作ったものを
持って帰ってご両親に
見せたいという気持ちを
まずは言葉にして
伝えてあげること。

 

そして、その気持ちはとても
素敵なことを伝えましょう。

3

「こいのぼり頑張って作ったね。
こんなに頑張ったんだもの。
パパやママに見せたいよね。」

 

自分が頑張った姿を
パパやママに見せたいと思うのは
当然とも言えますね。

 

ここの気持ちをまず
たっぷりと共感することです。

 

これだけでも、随分心が
満たされるからです。

 

そのあとこちらの事情を話します。

 

「お友達みんな一緒に
パパやママに見せるから
それまで内緒にして
幼稚園においておきたいの」
等と言ってみます。

 

その上で、判断してもらいます。

 

持って帰りたい
でも、今日は持って帰れないらしい

 

この2つの気持ちでどちらを
選ぶか判断します。

 

私はどちらでも
お子さんの判断に任せたい
いつも思うのです。

 

事情を納得したなら持って帰らないでしょうし
納得しても持って帰りたい気持ちが
強ければ持って帰るでしょう。

 

持って帰るなら
園側の事情を話し
本人の希望で特別に
今日持って帰らせますが
他のお子さんにわからないように
紙袋に入れてあります、等と言って
持って帰らせます。

 

私は結果よりもその時に
お子さんがどう判断するか
方を大切にしたいのです。

 

それは、自分の気持ちを
尊重されている子ほど
心の広い寛大な子になれるからです。

 

寛大な子は、人を許すことができます。

 

人を許すことができる人は
自分が苦しむことが
少なくなるのです。

 

愛された人ほど
人を愛すことができます。

 

許された人ほど
人を許すことができます。

 

自分が受けたことを
人に返して生きていくのです。

 

その事を意識したうえで
お子様と関わられると
大人の都合だけで
対処しようとすることが
おこがましいとさえ思う
ようになるでしょう。

 

 

 

 





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