年齢別の創造遊び~お絵かき編~
3歳までに天才スイッチONにする
輝きベイビー育ての専門家 伊藤美佳です。
先日、お伝えしたSTEAM教育。
その中でも次なる時代の予測不能な
社会に対応できるリーダーとなる
人材の育成を目指すための大事なArt教育。
自ら新たなことを創造するArt思考が
ビジネスにも必要となって来ているのです。
正解を導き出すのではなく、
問題や問いそのものを生み出す考え方。
必要不可欠ではないけれども
絵や歌は今もなお、昔からなくなって
いないですよね。
それは生きていること自体が
想像し、イメージしているからでは
ないでしょうか。
その想像力やイメージを育むツールが
音楽だったり、美術だったりするのです。
そのArtを具体的にどう
取り入れたら良いか。
今日は年齢別に絵を描くことについて
発達とともにアプローチ法を
お伝えしていきますね。
============
心理学者で児童画研究家のローダ・ケロッグ氏が
各国から集めた100万枚以上の線画を分析し、
世界の子供に共通すると思われる
「児童画の発達過程」を提唱しました。
《錯画期(0~2歳)》
0~2歳は「錯画(さくが)期」で、
殴り描きを楽しむ時期
体を動かして描くことで
形にしていくことを楽しんでいます。
一緒に描いている人との
一体感を感じることで
信頼感を感じる時期でもあります。
色々な画材を用意して
クレヨン、クレパス
マーカー、色鉛筆
鉛筆などで
描く紙もざらざらだったり
ツルツルだったり
素材の違う紙で
楽しみましょう。
まずは、なぐり描きを
楽しんでみてね。
《命名期(2~3歳)》
2~3歳は「命名期」。
自分の絵についてお話をして
くれるようになります。
「自分でやりたい!」という
自律性が育つ時期
《カタログ期(3~5歳)》
3~5歳は「カタログ期」。
自分の身近にあるものを
描くようになります。
自分の興味のあるものに挑戦し
自発的に物事に取り組む時期
絵にもその心が反映していきます。
ただ、いつもやりたいことができないという
ストレスを抱えてしまうと
描く意欲もなえていってしまいます。
自分の興味・関心があるものに
挑戦できる環境と
それを絵に意欲的に表現する時期と
考えて自由に思いを形にさせてあげましょう。
《図式期(4~9歳)》
4~9歳は「図式期」。
自分の見ている世界を描きます。
地面を表す線や太陽などを描き、
位置関係を表現するようになります。
人と比べて真似をしたり
劣等感を感じたりする時期でもあります。
前よりもどれだけ思いを表現
できたかどうか、ということを
大事にしていきたいですね。
============
というようにお子様の年齢によって
発達の段階が違うので
働きかけも変わってきます。
子どもの自尊心を傷つけずに
描く意欲を沸き立ててあげるのは
関わるパパとママ次第!
お子様のキラキラ輝く目を
引き出せたらお子様は心から
充実した毎日を過ごして
才能をぐんぐん伸ばしていくことでしょう。
楽しみですね!
あなたにオススメの記事は?
オンライン講座でおうちで学べます